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AIエンジニア5年目で見える景色と必要なスキルセット

若手から中堅へ―
AIエンジニア5年目で見える景色と必要なスキルセット

当メディアはHEROZ株式会社をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
目次
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AIエンジニアを目指す方の中には、大学での学びやインターン経験が実務でどの程度役立つのか、気になる方も多いでしょう。ここでは、リーダークラスのAIエンジニアとして活躍するK.Fさんにインタビューを行い、現場で活躍するために必要な技術やスキルについてお話を伺いました。

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画像引用元:HEROZ採用公式(https://heroz.co.jp/recruit/)
AIに特化したスペシャリスト
揉まれながら成長できる

HEROZでは、ダイナミックなAIの変化に対応するスキルを養いながら、次世代のAIエンジニアとして活躍したい若手を歓迎しています。

「AI革命を起こし、未来を創っていく」という理念を掲げ、専門性の高い“尖ったエンジニア”を目指せる職場づくりを徹底。開発・実装のスペシャリストが揃うHEROZでは、AI分野の最前線で挑戦し、成長し続けられる環境で、自らの可能性を伸ばしていくことができます。

入社するまでのエピソード

エンジニアのイメージ
K.Fさん
HEROZ株式会社
2020年4月 新卒入社

大学および大学院では物性物理学を専攻し、趣味で参加したゲームAIコンテストがきっかけでHEROZに新卒で入社。現在はカードゲームのAI開発を担当し、リーダークラスのエンジニアとして活躍しています。また、セキュリティ分野の知識を深めるため、セキュリティ関連のコンテストにも参加しています。

HEROZに入社したきっかけは?

学生時代は物理学科で情報系の専攻ではありませんでしたが、競技プログラミングが趣味で、ゲームAIコンテストなどに参加していました。その参加者コミュニティで当時の社員の方から声をかけていただき、面接を経て入社に至りました。

HEROZで働きたいと思った
理由を教えてください。

紹介を受けたことがきっかけではありましたが、新卒の時期には一般的な就職活動を行い、他社からも内定をいただいていました。その中でHEROZを選んだ理由は、趣味で取り組んでいたゲームAIに近い業務ができそうだったことや、SNSで楽しそうに投稿していた社員の方の様子を見て楽しそうだと感じたからです。

「インターン先」=「就職先」
という考えはありましたか?

1週間程度の短期インターン経験しかありませんが、応募時点で「ここが就職先になるかもしれない」と考えていました。就職する意向が全くない企業に対して、インターン応募することはなかったですね。

入社5年目・
AIエンジニアの仕事内容

出勤~退勤までのタイム
スケジュールを教えてください。

出社時間は固定されておらず、通常は11時から12時の間に業務を開始します。通常は8時間勤務ですが、業務の状況に応じて朝6時にスタートすることもあります。

業務には、毎日一定の作業を行うタスクと、期限までに完了させるタスクがあります。一定の作業は先に終わらせ、それ以外の時間で残りのタスクを順番に片付けていくスタイルです。午前・午後の区分はあまり意識していません

  • 11:00 出勤
    (場合によって12:00から開始)
  • 17:00 退勤
具体的にどのような
仕事をされているのでしょうか?

現在は、デジタルカードゲームのAI開発担当者として、ゲームのAIを開発してクライアントに提供することが主な業務です。入社前にゲームAIコンテストに参加していた経験もあり、幼い頃からゲームに親しんでいたため、ある程度の勘所があったかもしれません。

これまでの成功体験・失敗体験を
教えてください。

成功体験としては小さなことではありますが、今の業務と学生時代に参加していたゲームコンテストに共通する部分があると感じています。

少し専門的な話になりますが、「ルールベース型AI」と呼ばれる手法があり、これはニューラルネットワークを使用せずにゲームAIを構築する方法です。過去にこれをコンテストでやっていたことがあり、そのときの知識を活かして割とダイレクトで仕事に役立つことがあるのです。

これまで、ミスでヒヤッとする業務はあまりなかったですが、小さな挫折経験はあります。コンテストの知識はあっても、それ以外の基本的な開発全体の知識やプログラミングのアーキテクチャに関する知識が不足していたからです。

挫折を感じたとき、
どのように乗り越えましたか?

私は情報系出身ではなかったため、これまで使用してこなかった知識が多いことを実感しました。その時点で、今後必要な知識をしっかり勉強していく必要があると強く感じました。

情報系のバックグラウンドがなかったため自信をなくし、そのことを上司に相談したことがありました。メンターが段階的にステップアップできるよう業務内容を調整してくださり、そこから徐々にスキルを身につけられるようになりました。

AIエンジニアの仕事の
面白さ・やりがい

HEROZでAIエンジニアとして
働く「面白さ」は何でしょうか?

私の場合、入社前はコンテストで自分のためにAIを作っていましたが、入社後はクライアントのため、さらには社会のために役立つものを作れる点に「面白さ」を感じています。

クライアントの課題をヒアリングし、それをうまく解決できた際に、次のミーティングで「改善された」といった報告を聞けると、大きな達成感を覚えます。

入社して感じるAIエンジニアの
「やりがい」とは何でしょうか?

AIエンジニアの仕事には、「ここまで作業すれば必ず成果が出る」という保証がありません。性能を向上させるための手段はあるものの、それが必ずしも期待通りの結果につながるとは限りません。

クライアントがいるからこそ責任感が伴い、時には厳しさも感じます。しかし、その分、うまくいったときの達成感も非常に大きいです。このような挑戦と達成の積み重ねにこそ、AIエンジニアの仕事の魅力とやりがいがあると感じています。

AIエンジニアを目指す方に
向けたアドバイス

スキルアップのために学生の
うちにやっておくと良いことは?

まずは、自分の興味のあることに積極的に取り組むのが良いでしょう。もちろん、エンジニアとしてAIに関する専門技術の習得は大切ですが、それ以外に自分の得意分野があることが強みになります。

例えばゲームAIの場合、ゲームの経験が全くない人はAI技術があってもゲームの感覚がわからないため、クライアントの要望を十分に反映できないことがあります。どの分野でも「どうすれば便利になるか」「工夫して改善できるか」を日頃から考えることが、良いトレーニングになります。

技術的な面では何か大切なことは
ありますか?

私は学生の頃から競技プログラミングに取り組んでいましたが、このように基礎的なプログラミングを習得しておくと、エンジニアとしての「基礎体力」が身につくので、おすすめです。

専門的知識は入社してから必要なことが変わっていきますし、案件によって使用する言語や技術も違います。そういうことに影響の受けにくいという意味で競技プログラミングは学生のときにやっておくのがおすすめです。

ビジネス面で入社後に
必要になることは?

技術面以外では、コミュニケーション力が重要です。雑談や親しみを重視するというよりも、相手の話を正確に理解し、自分の考えを明確に伝える能力が求められます。

入社直後は与えられた作業をこなす部分が大きいですが、少し業務に慣れてきて担当する範囲が広くなってくるとクライアントと直接会話をすることも増えてきます。プログラミングはクライアントの課題解決のために行うものです。技術に明るくないクライアントにも、解決の見込みがあることを正しく伝える力や会話力が求められます。

先輩だからこそ知る
HEROZの働きやすさは?

HEROZではビジネス職とエンジニア職の役割が比較的明確に分かれています。エンジニアもクライアントとのミーティングに参加し、専門的な観点から意見を求められることがありますが、普段の業務では技術に集中できる環境が整っています。

ただ、普段の業務でエンジニア以外の仕事が入ってくることは少なく、技術に集中できる点がHEROZで働く魅力だと感じています。

AIエンジニアとして
活躍し続けるためには?

AIエンジニアの仕事では、夜遅くまで作業を行うこともありますが、適度に息抜きもしながら、過度な負担にならないよう工夫しています。

学ぶことも多いですが勉強しなきゃと考えるのではなく、こういうのを作ってみようとか、何かこういうコンテストに出てみようといった気持ちでやると始めやすくなりますし、続けやすいのかなと思います。

中堅エンジニアとしての
目標

最後に、今後の目標宣言を
お聞かせください。

最近は、AIの勉強から少し離れ、CTF(Capture The Flag)というコンテストに挑戦を始めました。これはセキュリティ分野の知識を深めるためのハッキング技術を学ぶコンテストであり、セキュリティ強化を目的としたものです。

セキュリティだけでなく、コンピュータの基礎的なアーキテクチャについても深く理解できるため、今後もこのようなコンテストに継続して挑戦し、知識をさらに高めていきたいですね。

AIエンジニアとして成功するには、
基礎を固めることが大切

AIには高度な技術が求められますが、基礎的なプログラミング力の積み重ねと、コミュニケーション力が重要であるという貴重なお話をいただきました。

当メディアでは、この他にもHEROZに在籍するAIエンジニアにインタビューしています。困難に遭遇したときの解決方法や、将来どのようなエンジニアを目指したいのかなどさまざまな話をお聞きしているので参考にしてみてください。

ABOUT THIS MEDIA
このメディアについて

将来「AIエンジニア」として活躍したい皆さんを応援するメディアです。学生時代に機械学習の研究に熱中してきた方や、より専門性を高めたい方が参考にしやすいインタビューコンテンツなども掲載しています。AIに関わることが好きで仕事にしたいという方は、就活時の参考にしてみてください。

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