手を動かして学ぶ
「強い将棋ソフトの創りかた」
AIエンジニアの実装力を鍛える一冊
当メディアでは、AIエンジニアを目指す方に向けて、学びに役立つ情報をお届けしています。ここでは、Pythonプログラミングを通じて将棋AIを作成しながら、ディープラーニングの仕組みを学べる『強い将棋ソフトの創りかた』をご紹介します。(本ページでは書籍の購入はできません)
AIエンジニアとしての
技術を磨く書籍選び
ここでは、AIエンジニアが執筆し、ディープラーニングの理論と実践を解説した『強い将棋ソフトの創りかた Pythonで実装するディープラーニング将棋AI』は、ディープラーニングを実際に活用しながら学べる一冊です。ここでは、HEROZの現役AIエンジニアN.Sさんにお話しを聞きました。

揉まれながら成長できる
HEROZでは、ダイナミックなAIの変化に対応するスキルを養いながら、次世代のAIエンジニアとして活躍したい若手を歓迎しています。
「AI革命を起こし、未来を創っていく」という理念を掲げ、専門性の高い“尖ったエンジニア”を目指せる職場づくりを徹底。開発・実装のスペシャリストが揃うHEROZでは、AI分野の最前線で挑戦し、成長し続けられる環境で、自らの可能性を伸ばしていくことができます。
「強い将棋ソフトの創りかた Pythonで実装するディープラーニング将棋AI」はどんな書籍?
本書は、Pythonプログラミングを活用して将棋AIを構築しながら、ディープラーニングの仕組みを学べる技術書です。著者は現役棋士に勝利した将棋AI『将棋ウォーズ』を開発したHEROZのエンジニアで、コンピュータ将棋のアルゴリズムや対局プログラムの実装方法を詳しく解説しています。
特徴は、単なる理論解説に留まらず、実際に手を動かしながら強い将棋AIを構築するプロセスを学べる点にあります。コンピュータ将棋大会での優勝経験を活かしたノウハウが詰まっており、将棋AIをさらに強化する方法についても具体的に紹介されています。
Pythonを扱える方であれば、将棋AI開発の実践を通じてディープラーニングのスキルを深めることができ、AIエンジニアとしての開発業務にも役立つ内容です。
どんな学びを得たい人におすすめ?
本書は、導入・理論編、実装編、発展編の3つのパートに分かれており、目的に応じて体系的に学べる構成が特徴です。
導入・理論編では、ディープラーニングを活用した将棋AIの仕組みを、実装編では、実際にプログラミングを行いながらAIの理解を深められる点が特徴です。また、発展編では、将棋AIを強化するためのノウハウを具体的に学べます。
AI開発の成果物が完成するまでの流れを把握したい方や、さらに強化する方法を学びたい方など、初心者から中級者、応用を目指す方まで、幅広くおすすめできる内容です。
AIエンジニアの仕事で
参考にしたいポイント
AIエンジニアの開発業務に必要な考え方を学ぶ上で実用的な内容で、理論の習得に留まらず、プログラムの実装を通じて学んだ知識を、実務に応用する方法を具体的に理解できます。
また、発展編では、AI開発が一度完成して終わりではなく、改良やバージョンアップを重ねて完成度を高めるプロセスの重要性を示しています。この視点は、現場で成果を出すために欠かせないものです。
理論から実装、改良まで、AI開発の流れを体系的に参考できる一冊です。
書籍情報
- 書籍名:強い将棋ソフトの創りかた
Pythonで実装するディープラーニング将棋AI - 出版社:マイナビ出版
- 著者:山岡忠夫、加納邦彦
- 発売日:2021年12月20日
- 価格:3,608円(税込み)
(https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=126887)
以下のページでは、新卒でAIエンジニアを目指す方に向けて、会社の選び方や必須スキルなどのポイントを解説します。 AIエンジニアを目指している新卒の方は必見です。
